しないことリスト
この本、図書館で借りて良かったからメモする
いまの世の中には無数の「しなきゃいけないこと」があふれている。
テレビをみても、ネットをみても、本屋に入っても、
そこらじゅう、
「これをしないとヤバい」というメッセージだらけだ。
なぜこんなにも「しなきゃいけないこと」に追われるのだろうか。
その理由の一つは「情報が多すぎるから」だ
「幸せになるには、こういう生き方をするべきだ」
「私はこれで成功しました」
情報は絶え間なく発信し続けている。
そうした意見の一つ一つは間違っていない。
「どれを信じたらいいかわからない」ということになってしまうのだ
そしもう一つの理由は「そのほうが儲かるから」だ
「このままじゃマズいんじゃないか」
「英語を勉強しないとヤバい」
「結婚しないとヤバい」
「家を買わないとヤバい」
「ダイエットしないとヤバい」
いわゆる「しなきゃいけないこと」の99%は「本当は別にしなくてもいいこと」だ
この本は、世間で「しなきゃいけない」とされていることを一つ一つ検討していって、「あー、あれもこれも別にしなくていんだ。人生ってもっと幅があるものなんだ」
と少し、力を抜いてラクに生きていけるようにするための本だ。
「しなきゃいけないこと」に追いかけられずに心に余裕を持っていきていくには、どうしたらいいのだろうか。
結局、自分の頭で「それは本当に自分に必要なのか」を一つ一つ考えていくしかない。
1. 他人や世間の評価で行動を決めるのではなく、自分なりの価値観をもつこと
2. 他人や世間のペースに無理に付いていこうとせず、自分のペースを把握すること
この二つのポイントを押さえることが大切だ
この本は
①所有しないリスト
②努力しないリスト
③自分のせいにしないリスト
④期待しないリスト
毎日何かに追われる生き方から抜き出すために、心の中に巣食っている「しなきゃいけない」を一つずつ整理していこう。
①環境をスッキリさせる所有しないリスト なんでもタダでもらえる時代?
買い物をしない→普段とのギャップ
お金で解決しない→お金と時間の互換性
家賃を払わない→空き家と小屋
独占しない→不純な動機
頭の中だけで考えない→認知のゆがみ
読みっぱなしにしない→4つのメモの取り方
*
⑴重要度なし:自己満で本の名前だけ残しておく
⑵重要度低:何箇所か面白い部分や気になる部分があった場合。ブクログに登録して面白かった部分の引用も一緒に登録しておく。
⑶重要度中:本全体が面白くて数カ所引用しただけでな足りない場合。面白さの要点を自分なりにまとめたメモを作って、普段のブログとは別の読書ブログに載せておく。自分が読み返した時に本の面白さを再現できれば良いという感じだ。
⑷重要度高:とても良い本で是非他人に紹介したいとか。
その本を読んで自分なりに色々考える事が多かったりした場合。そういうときはブログやツイッターで本の感想を書いて公開する。
このときはまったく知らない人が読んでもその本の面白さがわかるように、ちゃんと自分で文章を工夫して説明する。人に伝えるということを意識すると面白さをわかりやすく言語化しないといけないので、そのことについての自分の理解も深まる。
本の紹介に限らず、ブログの記事や本なども、文章を書くときに「自分が深くわかりたいから文章を書く」というところがある。
「これはひょっとしてこうなんじゃないかな?」と頭の中で曖昧にモヤモヤしていることを言語化して紙に書き出して文章にするというのは楽しいし、書き終わると頭の中が片付いた感じがしてとてもスッキリする。。
単なる情報を血肉にするには、他人の目を意識して文章をアウトプットしてみるのが有効な手段だ。
何かを身に付けたいと思ったら、気になることを自分で調べて、ブログなどで自分の言葉を使って説明してみよう。
デジタルにしない→情報に色をつける
*デジタル:忘れてもいいもの。
*アナログ:知識や情報を自分の血肉のようにして、自由自在に使いこなせるようになりたいときは、紙の本で読む。
過去に固執しない→コンコルドの誤謬(ごびゅう)
間違った方向に進み続けるよりは、早めに方針転換をしたほうが傷は浅くて済む。
過去のパターンを知っておくことで、自分が同じような状況になったときに少しましな対応ができるかもしれない。
積み上げない→成功という枷
②行動をラクにする努力しないリスト 怠惰は美徳である?
だるさを無視しない→炭鉱のカナリア
元気でいつづけない→強制的休暇
大きく見せない→ぼちぼちでんな
睡眠をけずらない→寝ないと早死にする
自分でしない→みんな頼まれたがり
*低姿勢でお願い
*やってもらえたらお礼をする
*逆に自分が何か頼まれた際は、引き受けるようにする。頼み上手、頼まれ上手になる。
すぐに決めない→頭の中の小人に任せる
イヤなことをしない→会社員という適性
土日を特別視しない→休んでも回る組織
一箇所にとどまらない→人が変わる3つの方法
③意識をラクにする自分のせいにしないリスト 自己責任は50%である?
二択にしない→すべてはポジショントーク
*結局人間は自分のポジションを基礎にしてしかものを考えられないので、ポジショントークを肯定的に捉えることが大事だと思う。
「みんなそれぞれが正しいところもあるし、それぞれ間違っているところがある」
ラクな道は自分と違うものを簡単に切り捨ててしまう、単純で貧しい世界につながっている道だ。
「AでもなくBでもなく」と迷いながら、どちらにも偏りすぎない中間の道を探っていく粘り強さが、柔らかく生きていくには必要なのだ。
どちらにも言い分がある。なんとかすり合わせできる部分を探っていこう。
自分の実力にしない→成功は運次第
孤立しない→ダメ人間の連帯
*人それぞれ持っているエネルギーの量は違うので、自分に合ったやり方を探すしかない。人間が他の人間を根本的に救うことは難しい。少数派の感覚を持つ人間は自分と話が合う人に出会うためにはいろんなツールを使わないとたどり着けないのだ。
つながりすぎない→人間関係の上限値
予定を守らない→行けたら行く、という自由
差別しない→生物としての警戒意識
感情を殺さない→私はもうダメだという儀式
絶望しない→ひもじい、寒い、もお死にたい
④人生をラクにする期待しないリスト 諦めれば人生はラクになる?
閉じない→複数同時コミュニケーション
何かのためにしない→コンサマトリー(自己充足的)
*何かをするときは「それが何の役に立つか」を考えるよりも、そのこと自体を楽しむのが健全だ。
最後まで我慢しない→損切りとつまみ食い
仕事に身を捧げない→「イネイブラー」という罠
人の意見を気にしない→話半分で充分
議論しない→曖昧な相槌
何もしない→丹田を意識する
長生きしない→義務教育を終えたら余生
突き詰めない→「完璧」のパラドックス
ラン後に
友達ありがとう。
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